2014年5月11日日曜日

趣味と枝毛




したくないことをするのも大変だけど
したいことをガマンするのも大変
したいことは沢山あるけどする自分は一人だけ
嗚呼、したいことは増えるばかり





コーヒーも
本を読むことも
カフェへ行くことも
ウクレレ・ギターも
見仏も
あれもこれも



「あ、おもしろそう」とか
「やってみたいなぁ」とか
「あれ?できるんちゃうん?」とか
覚えてないけどきっかけは多分アイツのせい
興味のせい



例えば
「おーい、ちょっとそこの特技くん~」
と呼んでもコイツらは振り向かない
「え~っと、そこの趣味くん。」
と呼べば
「えへへ、なんでしょ?」
とヘコヘコと近づいてくるはず
僕の中で『趣味』と呼ぶのはこれくらいのもの
コイツらのお陰で何処へ行っても楽しめています




興味のあることは自然と入ってくる
耳に、目に、鼻に、第六感に
知らぬ間に入ってくる
「(クンクンクン)、あっちの方に良いコーヒーがあるらしい」
「(ピーン!)、あそこへ行けば良い仏像に会えるハズ!」
趣味があれば退屈な時間を過ごさなくてすむ



朝できる趣味があれば朝が退屈しない
夜できる趣味があれば夜が退屈しない
いつでもできる趣味があればいつでも退屈しない
まぁ、寝ることを趣味にしてしまえば毎日退屈しないかもしれないけど、、、



一つ趣味があれば趣味は枝毛のように増えていく
例えば「川」を趣味にすると
川の事情に興味がわいてくる
アウトドアにも興味がわいてくる
川周辺の草花や魚にも興味がわいてくる
挙句の果てには水質にも興味がわいてくるかもしれない



こんな風に趣味ひとつがあれば
新たな趣味があとからあとからついてくる
「趣味がない」と言ってる人も
今してることをムリヤリ趣味にしてしまえばいいのにな、と思う
趣味ってそんなに堅苦しいものじゃないんだから




ただ趣味にはやっかいな点が一つある
お金がかかる
コーヒーを飲むのにも
カメラのフィルム代
寺の拝観料



趣味は枝毛のようだ
手入にお金と手間がかかる

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