手袋をしながら立ち読みできるように指が自由なやつ
手のひらの部分に「L」と「R」の文字がある
これはクリスマスプレゼントでも誕生日プレゼントでもなく
お年玉もバレンタインも関係ない
いわゆるギャラだ
何のギャラかというと
「屋号」と「ロゴデザイン」と「ハンコ」のギャラだ
僕が考えたものが形になって返ってきた
簡単に経緯を話すと
ある人が自分で編んだ物を雑貨屋や手作り市で扱ってもらうことになった
子供用のニット商品メインで、他にも糸で編むアクセサリーを作っている
商品として出すのだからタグをつけたい
そのタグのロゴのようなものを描いて欲しい
と、僕に依頼がきた
そんなこと一度もやったことなかったけど(自分のP.b.Pを除いて)
せっかく指名していただいたのだから
喜んで引き受けることにした
どんなデザインにするかを打ち合わせるときに
「ところで名前(屋号)はどうすんですか?」と聞いたら
「名前はいらない」と
理由は恥ずかしいから等色々だったと思うけど
「いやいや、さすがにないとダメでしょ〜
せっかくだから作りましょうよ〜」
と半ば強引に屋号も考える事になった(した)
編み物を売る人の名前、、、
どこでどう思いついたかは覚えてないけど
「AM(あむ)」
って良いなって思った
・その名の通り「編む」の『AM』
・♪母さんが〜夜なべをして〜手袋編んでくれた〜♪
「夜なべ」=「深夜」=「A.M(午前)」の『AM』
・「名前はいらない」
「I am〜」の一人称「I」を取りbe動詞「am」だけ残す。その『AM』
イラストの方はいくつか描いた中の
一番シンプルなものが選ばれた
無事OKをいただき
仕事完了!
、、、でもなかった
「どんな風にタグにプリントするんですか?」
と聞くと、考え中とのこと
「ハンコでよければ作れますよ?」
と、またあつかましく仕事を頂戴し
そのころ彫り始めようとしていた年賀状のゴム版でハンコを掘り始め
ハンコ掘りに目覚めた
どうも僕には押し付けがましいところがあるようだ
これだけは父似だと思う
この「AM」に限らず
迷惑がられてたらどうしよう、と思うこともある
でも決してふざけて考えているわけではない
他の人が見て「良い」と感じてもらえたらいいなと思って考えている
なにより、自分が気に入っているから許してもらおう
0 件のコメント:
コメントを投稿